最低年収は200〜300万円程度
借入れできる金額は、年収や所得金額によって決まりますが、そもそも借入れできるかどうかの要件として、最低年収があります。●最低年収
金融機関によってさまざまですが、200〜300万円程度のところが多いようです。中には400万円というところや、収入合算者も最低年収の要件を満たす必要がある場合もあります。
自営業者の場合には、所得金額が審査の対象となります。ただし、課税される所得金額を対象とする場合と、減価償却費などを差し引く前の所得額が対象とする場合もあるようです。いずれにしても、自営業者の場合には、税金対策で極端に所得金額を少なくしていると借入れが難しくなります。
借入れできる金額は年収負担率で決まる
さて、肝心の借入れできる金額は、どのように決まるのでしょうか?●年収負担率
これは、<年間返済額÷年収>で計算されるものです。年収によって、一定の割合以内までの返済額とされています。年収負担率の上限は各金融機関によって異なりますが、年収によって25〜35%以内としているところが多いようです。
<A銀行の例>
年収250万円未満 25%以下
年収250万円以上400万円未満 30%以下
年収400万円以上 35%以下
ただし、この場合の年間返済額は、実際の適用金利による返済額ではなく、審査用の金利を用いて計算されます。現在は、一般的には4%程度の金利で計算されているようですが、これも各金融機関によって異なります。
<借入れ可能額の計算例>
年収500万円の場合
500万円×35%÷12ヶ月=約145,833 円(1ヶ月当たりの返済額の上限)
金利4%、35年返済の場合、1,000万円あたりの毎月返済額は44,277円
145,833円÷44,277円×1,000万円=約3,290万円
ただし、この借入れ可能額は、あくまでも審査上のもので、返済できるかどうかは、一人ひとりの年収や年齢、家族構成などにもよります。自分自身で返せる額とは異なる点には注意しましょう。
以上のような項目について、総合的に審査がなされます。どの項目にポイントが置かれるかなども金融機関によって異なります。そのため、A銀行では審査に通らなくてもB銀行では借入れができた、という例はたくさんあります。不安な点があれば、複数の金融機関で相談してみましょう。
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