入院給付金日額は販売サイドの願い!?
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| 各保険会社は日額1万円の入院給付保障を推奨! |
各医療保険のパンフレットをみると、例として保障内容や給付例が載っていますが、以前は入院給付金日額を5,000円としているケースが多かったですが、新商品の多くは入院給付金日額の例を1万円としています。つまり保険会社としては1万円を推奨していると言えます。これもいくつか理由が考えられます。
- 医療費負担増への対応
高齢化社会を迎えて健康保険は厳しい運営を迫られています。医療費の自己負担割合は主に3割ですが、将来は4割や5割負担となる可能性もあります。また医療技術の進歩等によって、患者の負担も増える傾向にあります。
今までは日額5,000円の医療保険に加入していれば、経済的に何となく安心できましたが、将来の医療や経済事情、健康保険財政などを考えると、日額1万円はないと安心できないのではないか。現在の日本は景気がよくないため、多くの人が将来に悲観的であることも影響していそうです。 - 保険会社の戦略
保障を小さくして保険料を安くすれば、今まで以上に売れるかもしれませんが、これでは保険会社の経営が尻すぼみになってしまいます。時代の流れには逆らえないものの、入院給付金の日額については保障を大きくして保険料を増やす数少ないチャンスであり、従来入院給付金日額5,000円としていたところを1万円にすれば、かなりの保険料収入増が期待できます。
また多くの保険会社ではコスト面から月々の保険料額に下限を設けていますが、保障を小さく安くしただけでは下限を下回ってしまう設定が多くでてきています。
販売面でも、営業が同じ労力で従来より保険料収入が減ってしまっては営業効率が悪くなってしまいます。入院給付金日額を1万円にすることは、保険会社にとってそれらを回避する有効な手段となるのです。
たまにはトレンドを確認しておく事も必要ですが、医療保険は将来への備えとして長期間加入するものです。仮に新商品の保険料の方が安かったとしても、加入し直すことが最善とは限りません。保障の見直しを検討する際は、専門家等のアドバイスも参考にしながら加入中の保険と新商品の内容を十分に比較検討し、慎重に判断して下さい。
※医療保険の内容は保険会社や商品によって異なるので、各保険会社に確認して下さい。
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この記事の内容は2008年09月15日現在のものです。
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