葬儀にかかる費用は大きく分けて「葬儀社に支払う葬儀費用」、「戒名などお寺に払う費用」、「飲食代」、「香典返し」に分けられます。東京都生活文化局が行った「葬儀にかかわる費用等調査報告書(2002年)」によると、葬儀社への支払いは約180万円、そのほかの費用を含めると346万円が平均となっています。
寺院関係への支払い平均は64万円で、このうち38万円は戒名料です。香典返し91万円(1人当たり5600円)、飲食・接待費36万円(1人当たり2400円)、その他費用が23万円となっています。急なことで、準備が間に合わないときには喪服のレンタル代5000円〜2万円などもかかり、自宅から離れた場所で行うときには交通費や宿泊代なども必要になることも考えられます。
葬儀会場によって費用も異なっています。34%の人が利用した民間の斎場の総費用平均は約364万円、24.5%の人が利用した寺の斎場は約450万円、14%の人が利用した公営の斎場は約349万円です。
最近は、「生きている間にお世話になった方々にお礼が言いたい」という意思により、本人が生存しているうちに生前祭(お別れ会)を行う人もいます。また、海や山、あるいは空中に遺骨を散布する「散骨」を希望する人も25%おり、その理由としては「早く自然に帰れるほうがよい」(28.4%)、「今後はこの形態が望ましいから」(21.9%)、「海や山が好きだから」(13.5%)となっています。費用は、船チャーター料5万〜30万円、骨をパウダー状にする砕骨料2〜3万円、ヘリコプターの場合は30万〜50万円が相場となっています。
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